インタビュー
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関優介(B4)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。
- 以前から都市計画や公共交通の分野に関心があり、この研究室が内容的に最も近いと思ったからです。
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- —研究内容を教えてください。
- 地方都市の中心部における、駐車場および建築物の街路沿道における立地状況によって、来街者数や回遊者数にどういった影響が出るのかを研究しました。
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- —研究はどのように進めていくのですか?
- 前期から後期はじめにかけて、研究テーマを考えます。そこから、研究に必要なデータを作成したり、収集したりします。12月後半からは分析と論文執筆に入ります。
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?
- 最初のテーマ決めが特に難しいです。自身の考える問題意識を基にテーマを考えるのですが、どういった内容を扱うのか具体化する点と、既往研究と比べた際の新規性が存在するのかといった点に特に悩みました。
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。
- バイトを週3回ぐらい入っていました。後期の12月以降はバイトの頻度を減らして、研究へ充てる時間を増やしました。
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。
- 自分が特に興味ある分野の研究室を選ぶのがいいと思います(興味ある分野だから、辛い時でも乗り越えることができた)。
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土屋知典(B4)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。
- 都市計画に興味があったからです。
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- —研究内容を教えてください。
- 全国の商業系用途地域において,歩道延長と小売や飲食の施設立地の組み合わせによる効果が昼夜の来街者数に影響を及ぼすかどうかの分析
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- —研究はどのように進めていくのですか?
- 研究テーマを学生が考えるため,最初に既往研究や先輩の修士論文を読み,興味があるテーマを3つほど探します.その後,ゼミで先生や先輩に意見をもらい,具体化していくとともにテーマを決定します.調べたいことについてのデータを収集したのち,GISやExcel統計を用いて分析しました.
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?
- テーマを決めるときに,自分がやろうとしていることに社会的意義があるのか,新規性があるのか考えなければならないこと.実際に研究するとして,どのデータが使えるのかを考えること.結果から考察をすること.これらが苦労することです.
自分の興味あるテーマを最初から最後まで研究できるというところが,楽しいです.
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。
- バイトは少なめにしています.桂キャンパスにはトレーニングルームがあるので,空き時間に筋トレをします.
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。
- 一緒に頑張りましょう!
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船木亮哉(B4)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。
- 都市計画について興味があったから。
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- —研究内容を教えてください。
- gtfsデータを用いて、路線バスにおけるバスバンチングに関する研究を行っています。
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- —研究はどのように進めていくのですか?
- 自分で興味のあるテーマについて考え、先生や先輩方にアドバイスをいただきながら、それを上手く形にしていくというように進めていきます。
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?
- 研究テーマを決めて形にしていく段階が苦労します。研究内容を自分が利用できるデータから、どのように作り上げていくのかが大変です。結果が出た際に、自分の行いたいことができたと感じ、達成感がありました。
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。
- 卒論時期は、あまりバイトやサークル活動はできませんでしたが、それ以外のB4の間は、バイトやサークル活動を比較的できたと思います。
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。
- 地理や旅行好きな方にはぴったりな研究室だと思います!
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山田悟士(B4)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。
- 街づくりに興味があったから。
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- —研究内容を教えてください。
- 市町村の歳出割合と人口動態との関連性を分析しています。
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- —研究はどのように進めていくのですか?
- 興味のある分野について、既往研究を調べ、社会的意義や新規性のあるテーマ案を数個考えます。それぞれについてゼミ等で先生方や先輩方から意見をいただき、テーマの方向性を決めます。データ整備や分析、考察とゼミを繰り返しながら、最終的に論文を執筆します。
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?
- 自分で1からテーマ案を考える必要があるので、主体的な姿勢が求められます。また、考察に困ることもありました。一方、自分の興味のあるテーマについて研究できることは魅力的ですし、仮説通りの結果が出たときなどはうれしく感じました。
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。
- バイトは不定期で行っているので、ゼミがないときなどに行っていました。サークルは引退していたので、たまに友達と会う程度でした。他は旅行やライブに行ったり、家で休んだりしていました。
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。
- 忙しいときや大変なときもたくさんあると思いますが、興味のある人にはおすすめです!
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尾本凌河(M1)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。
- 都市計画に興味があったからです。また、研究室訪問でこの研究室の雰囲気が一番自分に合っていると感じたからです。
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- —研究内容を教えてください。
- 自動運転技術の社会的受容性に関する研究を行っています。卒論では、運転支援システム(自動ブレーキやクルーズコントロールなど)の利用経験が、今後実用化が期待される完全自動運転システムの利用意向にどのような影響を与えるのかを明らかにしました。
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- —研究はどのように進めていくのですか?
- 興味のある分野や社会課題に関して文献や論文を読み進め、新規性のある分野を探ります。ゼミにて先生方から意見をいただいたり、先輩に相談したりしながら、研究を形にしていきます。
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?
- 私の研究では必要なデータ等を一から用意しないといけないので、自分が分析したいことを分析できる形でデータを集める(アンケートを作成する)ことが苦労しました。ただ、自分の関心があることについて研究しているので、やりがいはあると思いますし、結果が出たときの嬉しさはひとしおです。
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。
- コアタイムがないので、自分の好きなようにスケジュールが組みやすいです。バイトはゼミや論文執筆の時期は少なめにしていますが基本的には週2~3日しています。
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。
- 関心がある研究室は色々見て回ってみてください!そこで宇野研に入りたいと感じてもらえたら嬉しいです!
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クック・スペンサー(M1)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。
- 日本の大学院を調べていたところ、都市計画を研究している研究室の数ががそんなになくて、トップの大学で私は興味のある都市問題を研究しているところで、好きなことについて研究できるから選びました。
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- —研究内容を教えてください。
- 京都市においた空地を着目し、建物の解体から再開発(又は不再開発)までの経過時間に基づき、生存関数の作成及びその要因に関する研究
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- —研究はどのように進めていくのですか?
- 自分が気になった都市問題に関する既往研究を読んでから、新規性のある研究を決めました。現在、研究の仮定に答えられるようにデータ収集や分析を行うという段階です。
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?
- 苦労する点はデータ収集です。データを集めている時に、データが不足や不適切などで研究ができなくなり、研究テーマを考え直すことになってしまう可能性があります。楽しい点としては、自分が選んだ興味のあるトピックを研究することです。
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。
- アルバイトをしていますが、それ以外の時間は彼女か友達とゲームをしたり出掛けたりすることです。
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。
- この研究室には皆が頼り合う環境があると思い、良い時も大変な時も、先輩や先生方からのサポートがしっかりしるので、貴方が望む研究テーマを支援します!
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寺川凪(M1)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。
- 公共交通と都市計画に興味があったのと、3回生2月の研究室訪問時に研究室の雰囲気が自分に合ってそうだなと思ったからです。
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- —研究内容を教えてください。
- 地方鉄道(いわゆる「ローカル線」)とその沿線地域の維持・活性化に向けた研究を、卒業論文のころから行っています。全国の路線を対象とした、GISや統計的検定を用いたデータ分析が主な手法です。
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- —研究はどのように進めていくのですか?
- 興味のある分野や社会課題に対する理解を深めつつ、研究したいテーマを1から自分で考えていきます。定期的に行われるゼミ等を通じて先生方から意見をいただいたり、先輩に相談したりしたながら、研究を通じて示したいことや最終的な論文構成、具体的な分析の手法や分析に必要なデータの整備まで、全て自力で進めていく点が特徴です。
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?
- 目の前のデータ整備や分析を丁寧に慎重に行いながらも、論文全体の流れや示したいことがブレないように適宜振り返ることは、実際やってみると非常に難しいです。一方で、予想通りの結果かはさておき、面白い分析結果が出たときや、それに対して納得のいく考察ができたときには楽しさをすごく感じます。
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。
- コアタイムがないぶん、バイトや趣味に自由に時間を使っています(もちろん研究に支障が出ない範囲で!)。学校の周りに何もないため、研究をしないときは学校に行かないことがほとんどです。
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。
- 似た分野を扱う研究室は多いですが、細かい研究内容や得意とする分野、先生や学生等の研究室のカラーはそれぞれで違います。実際に訪問してみないとわからないことが多いと思うので、いろいろ見て回ることをお勧めします!
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下岸楓季(M2)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。
- なんとなく都市計画・まちづくりに興味があったからです。
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- —研究内容を教えてください。
- 土地利用・交通モデルという数値シミュレーション(Fortran)を用い、人口分布や交通状況について、将来の推計を行いました。また、コンパクトシティの考えに基づき、居住誘導施策によるそれらの変化を分析しました。
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- —研究はどのように進めていくのですか?
- 当研究室は研究テーマを学生が考えるため、まず既往研究や先輩の修士論文を読み、研究の全体像を考えます。その後、ゼミで先生や先輩に意見をもらい、テーマを決定します。研究テーマ決定後は、先輩のシミュレーションを勉強しながら、自分の研究に必要なシミュレーションを構築し、分析しました。卒論提出の1~2か月前は、シミュレーション結果を見ながら、結果の解釈、モデルの改良を繰り返しました。
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?
- どんな研究をするのか、どのようなシミュレーションを構築するのか、結果はどう解釈するのかなど、主体的に行動することが求められ、苦労する点でした。その反面、最初から最後まで自分で完結できるのは、当研究室特有の楽しい点だと思います。
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。
- バイトはしていなかったので、サークルに行ったりしていました。時間的な拘束はあまりないので、割と自由に過ごせると思います。
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。
- 都市計画に興味がある学生は是非見学に来てみてください!!
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藤原正智(M2)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。
- 都市計画や公共交通に興味があったからです。
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- —研究内容を教えてください。
- 地方の鉄道が廃止されバスに転換されたとき、沿線の人口や公共交通の利用にどのような変化や影響があるか、という研究をしています。またそのときに、鉄道と廃止されたバスで運行本数が同じであれば同じように人口が維持されるのか、ということについても分析しています。
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- —研究はどのように進めていくのですか?
- まず、研究室で先輩が過去に行った研究や、やりたいテーマに関連する研究を読み、テーマを決めました。テーマが決まったら、調べたいことについてのデータを収集し、ExcelやGISを用いてデータを分析しました。
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?
- 苦労したことは、テーマを自分で決めることや、データの整備です。楽しかったことは、分析結果が出たときに、なぜその結果になったのか考察することです。
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。
- 週2回、1日5時間程度バイトをしていました。
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。
- まちづくりや公共交通に興味がある人はぜひ来てみてください!
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Alvin Noviansyah(Dr)
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- —この研究室を選んだ理由を教えてください。(Why did you choose to study in this lab?)
- The research topic interest shown on the website is interesting and compelling to my area of
expertise and interest.
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- —研究内容を教えてください。(What is your research topic?)
- My research is titled: "Exploring the use of cellular presence data for Understanding dynamic
changes in urban trip patterns". To simplify, I extract and estimate trip patterns in the form
of urban dominant flows, mobility flow, and origin-destination trip patterns from the Mobile
spatial statistics (モバイル空間統計), and then attempt to analyze the changes of the trips estimated
between each hour, part of day, or daily pattern.
In the last part of my research, I manage to be able to emphasize how the Kyoto city trip
pattern changes when influenced by COVID-19 situation and during Tourist season situation.
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- —研究はどのように進めていくのですか?(How do you conduct research?)
- I will use my result as a base for my future research in understanding the anomaly of pattern on
the Mobile Spatial Statistics using Tensor Decomposition. Hopefully I can publish my research in
an international journal.
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- —研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?(What are the challenging and enjoyable aspects of research?)
- The difficult part is to find and apply methods and chose which method to apply as there will be
unsuitable and failed results. So it is more trial-and-error type of research. I also use
wasserstein distance method, which is unorthodox, therefore there are very few reference that I
can use, so when I am stuck, it is hard to discuss with other people as the method itself were
not common.
The fun part is when we get satisfactory result that is accepting our hypotheses. For example,
we assume that in Kyoto city, the moving activity directed towards the center of the city
especially in Kyoto station and Business district of Shijo-Karasuma area. Being able to estimate
the trip pattern that visualize those pattern is very satisfying in my opinion. Basically, after
trial-and-error, finding and being able to generate proper result is always fun.
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- —研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。(How do you spend your free time?)
- I participate in part-time job to be a some kind of tour-guide for Japanese Middle/High school
student's study trip to Kyoto. I usually use those moment to explore Kyoto city tourist areas
with them (which I tend to not go if it were not because of a job), and to explore more about
tradition and culture in other part of Japan. It is good for practicing Japanese also.
Other time, I use my free time to refresh my perspective (especially when I am stuck at the
research) by playing some console game, cycling through the river to Arashiyama, or just
strolling around Kyoto, taking pictures of daily city/rural perspective of the city.
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- —配属を希望する学生に一言お願いします。(Can you share your comment on the student who wants to be assigned to this
lab?)
- It might be intimidating at first, but all of the student and staffs are friendly and
supportive. Please come~