学生のみんなにききました!


学生へのインタビューです。これからの入学、配属を考えている学生はぜひ参考にしてください。


下岸 楓季(M1)

Q1.この研究室を選んだ理由を教えてください。

なんとなく都市計画・まちづくりに興味があるから.

Q2.具体的な研究内容を教えてください。

土地利用・交通モデルという数値シミュレーション(Fortran)を用い,人口分布や交通状況について,将来の推計を行いました.また,コンパクトシティの考えに基づき,居住誘導施策によるそれらの変化を分析しました.

Q3.研究はどのように進めていくのですか?

当研究室は研究テーマを学生が考えるため,まず既往研究や先輩の修士論文を読み,研究の全体像を考えます.その後,ゼミで先生や先輩に意見をもらい,テーマを決定します.研究テーマ決定後は,先輩のシミュレーションを勉強しながら,自分の研究に必要なシミュレーションを構築し,分析しました.卒論提出の1~2か月前は,シミュレーション結果を見ながら,結果の解釈,モデルの改良を繰り返しました.

Q4.研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?

どんな研究をするのか,どのようなシミュレーションを構築するのか,結果はどう解釈するのかなど,主体的に行動することが求められ,苦労する点でした.その反面,最初から最後まで自分で完結できるのは,当研究室特有の楽しい点だと思います.

Q5.研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。

バイトはしていなかったので,サークルに行ったりしていました.時間的な拘束はあまりないので,割と自由に過ごせると思います.

Q6.配属を希望する学生に一言お願いします。

都市計画に興味がある学生は是非見学に来てみてください!!


藤原 正智(M1)

Q1.この研究室を選んだ理由を教えてください。

都市計画や公共交通に興味があったからです。

Q2.具体的な研究内容を教えてください。

地方の鉄道が廃止されバスに転換されたとき、沿線の人口や公共交通の利用にどのような変化や影響があるか、という研究をしています。

Q3.研究はどのように進めていくのですか?

まず、研究室で先輩が過去に行った研究や、やりたいテーマに関連する研究を読み、テーマを決めました。テーマが決まったら、調べたいことについてのデータを収集し、ExcelやGISを用いてデータを分析しました。

Q4.研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?

苦労したことは、テーマを自分で決めることや、データの整備です。楽しかったことは、分析結果が出たときに、なぜその結果になったのか考察することです。

Q5.研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。

週2回、1日5時間程度バイトをしていました。

Q6.配属を希望する学生に一言お願いします。

まちづくりや公共交通に興味がある人を待っています!


藤森 蓮(M2)

Q1.この研究室を選んだ理由を教えてください。

元々都市計画に興味があり,研究内容が希望と合致していたから.

Q2.具体的な研究内容を教えてください。

修士論文では地方創生に関するテーマとして,コンパクトプラスネットワークに関する研究を行っています.具体的には,街の中心部に人や施設を集約させることで,どれほど道路インフラに係る維持更新コストを削減できるのか,というテーマで研究を進めています.

Q3.研究はどのように進めていくのですか?

基本的には自分で研究テーマを見つけ,研究構成を考えていきます.研究室のメンバー全員が違うテーマで研究を進めていますが,分析手法など共通する点は先輩に相談しながら進めていく場合が多いです.

Q4.研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?

研究テーマを定める時が最も大変です.現状日本で問題となっているものは何か,既往研究を確認して未だ明かされていない点は何か,ということを照らし合わせながら社会にとって意義のある研究をする必要があるため,卒業論文執筆の際にも苦労しました.
一方,自分で一から研究テーマや研究構成を考えることができるので,興味がある分野の研究ができることは楽しいです.また,隙間時間に研究室の方と話すのも楽しいです.

Q5.研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。

就職活動やアルバイトをしながら,たまにサークルに顔を出しています.研究室に拘束される時間が少ないので,自己管理ができれば他の活動にも力を入れることができる環境だと感じています.

Q6.配属を希望する学生に一言お願いします。

研究室選びは人生の3年間(もしくは1年間)携わることになるため,研究内容だけでなく人が合うかも重要だと思います.とはいっても研究室に配属されてからがスタートなので,純粋に「この研究室,いいな」って感じた所に行くといいんじゃないですかね...


松尾 悠(M2)

Q1.この研究室を選んだ理由を教えてください。

交通計画、特に道路交通(交通行動、渋滞緩和など)に興味があったから。

Q2.具体的な研究内容を教えてください。

高速道路の渋滞緩和を目指したゲーミフィケーションを用いた行動変容に関する研究

Q3.研究はどのように進めていくのですか?

私は他大学との共同研究プロジェクトに所属しているので、基本的には研究プロジェクトとして研究を進めていき、並行して自分の修士論文に向けても進めていくという形です。(この研究室では珍しいタイプです)

Q4.研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?

研究プロジェクトならではの苦労する点と楽しい点を書きます。

【苦労する点】

【楽しい点】

Q5.研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。

テニスサークルに所属していて、研究に少し余裕がある時はサークル練習に行ってテニスしてます。
アルバイトはたまにしている程度です。

Q6.配属を希望する学生に一言お願いします。

この研究室は、公共交通や都市計画に関する研究をしている人が多く、道路交通に関する研究をしている人が少なくて寂しいので、道路交通に興味がある人待ってます!


Alvin Noviansyah(D1)

Q1.この研究室を選んだ理由を教えてください。

The research topic interest shown on the website is interesting and compelling to my area of expertise and interest.

Q2.具体的な研究内容を教えてください。

My research is titled: "Exploring the use of cellular presence data for Understanding dynamic changes in urban trip patterns". To simplify, I extract and estimate trip patterns in the form of urban dominant flows, mobility flow, and origin-destination trip patterns from the Mobile spatial statistics (モバイル空間統計), and then attempt to analyze the changes of the trips estimated between each hour, part of day, or daily pattern.
In the last part of my research, I manage to be able to emphasize how the Kyoto city trip pattern changes when influenced by COVID-19 situation and during Tourist season situation.

Q3.研究はどのように進めていくのですか?

I will use my result as a base for my future research in understanding the anomaly of pattern on the Mobile Spatial Statistics using Tensor Decomposition. Hopefully I can publish my research in an international journal.

Q4.研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?

The difficult part is to find and apply methods and chose which method to apply as there will be unsuitable and failed results. So it is more trial-and-error type of research. I also use wasserstein distance method, which is unorthodox, therefore there are very few reference that I can use, so when I am stuck, it is hard to discuss with other people as the method itself were not common.
The fun part is when we get satisfactory result that is accepting our hypotheses. For example, we assume that in Kyoto city, the moving activity directed towards the center of the city especially in Kyoto station and Business district of Shijo-Karasuma area. Being able to estimate the trip pattern that visualize those pattern is very satisfying in my opinion. Basically, after trial-and-error, finding and being able to generate proper result is always fun.

Q5.研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。

I participate in part-time job to be a some kind of tour-guide for Japanese Middle/High school student's study trip to Kyoto. I usually use those moment to explore Kyoto city tourist areas with them (which I tend to not go if it were not because of a job), and to explore more about tradition and culture in other part of Japan. It is good for practicing Japanese also.
Other time, I use my free time to refresh my perspective (especially when I am stuck at the research) by playing some console game, cycling through the river to Arashiyama, or just strolling around Kyoto, taking pictures of daily city/rural perspective of the city.

Q6.配属を希望する学生に一言お願いします。

It might be intimidating at first, but all of the student and staffs are friendly and supportive. Please come~


柴田 涼(2023年修了)

Q1.この研究室を選んだ理由を教えてください。

宇野先生の研究領域に興味を持ち、最後まで楽しく研究できそうだと思ったから。

Q2.具体的な研究内容を教えてください。

ドライビングシミュレータを用いて、トラック隊列走行時の高速道路交通の安全性を評価する研究です。

Q3.研究はどのように進めていくのですか?

はじめに、自分は何に興味があり、研究を通じて何を明らかにしたいのかを明確化します(ここが一番大事)。それが決まったら、あとは既往研究や先生方のお知恵を借りながら、目指す方向へ突き進むのみ!

Q4.研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?

■苦労

行いたい分析・示したいグラフがあっても、その実行にはプログラミング技術を要することが多いです。私はR言語を用いましたが、はじめの1年間はエラーの連続で頭を抱えました。

■楽しみ

私はドライビングシミュレータを用いる研究を行っていました。トラックや高速道路をゼロからデザインし、実際にその上を走行できるのが特に楽しかったです。

Q5.研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。

コアタイムがないので趣味やアルバイト、就活などに費やせる時間も多かったです。私は昼過ぎに登校して終バスの時間まで集中するスタイルで研究に取り組んでいました。

Q6.配属を希望する学生に一言お願いします。

楽しく取り組める研究テーマを選ぶことが重要です。それが当研究室の研究領域であれば、きっと充実した学生生活になります!


河村 佑真(M2)

Q1.この研究室を選んだ理由を教えてください。

 計画系の中でも都市地域計画に興味があったからです。

Q2.具体的な研究内容を教えてください。

 公共交通運賃割引方式と高齢者の外出行動との関連性について

Q3.研究はどのように進めていくのですか?

既往研究を読む中で、自分の興味のある研究分野を見つけ、研究テーマを確定させていきます。 その後、GISやExcelを用いて研究データを構築し、Excel統計により分析を行いました。

Q4.研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?

 苦労した点はデータの整理やテーマの確定、楽しい点は黙々と作業できることです。

Q5.研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。

 9割ゲームです。1割バイト。

Q6.配属を希望する学生に一言お願いします。

 一緒に頑張りましょう。

汪 佳宜(M2)

Q1.この研究室を選んだ理由を教えてください。

 3回生の時の都市地域計画の授業が面白かったから。

Q2.具体的な研究内容を教えてください。

 地方都市における大規模小売店舗の立地と都市人口の分布の関連性を2時点で分析する。

Q3.研究はどのように進めていくのですか?

テーマが決定後、仮説を立てて、この仮説を検証する為に、分析方法を決め、自分ができる範囲で分析して、 得られた結果を見て、先生と先輩と相談しながら、次の分析を決める。

Q4.研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?

苦労する点:テーマ決定と考察
楽しい点:結果が出た時の達成感

Q5.研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。

 趣味の時間として使っていました。

Q6.配属を希望する学生に一言お願いします。

 先生と先輩はみんな優しいので、心配しなくて大丈夫です!

小西 秀明(M2)

Q1.この研究室を選んだ理由を教えてください。

 地球工学科に入学した時から、計画系に進むというのはなんとなく決めていました。 計画系の中でも、自分の興味である都市や公共交通に関連するテーマを扱っているこの研究室を選びました。

Q2.具体的な研究内容を教えてください。

 卒論では、公共交通機関と乗り換えられる共有型完全自動運転車両(SAV)を地方都市に導入した場合の、 人口分布の変化や社会的便益について、シミュレーションモデルを使って分析しました。SAVは、今でいうところのタクシーみたいなもので、 住民はSAVを呼び出して目的地まで移動します。卒業された先輩の研究では、SAVは目的地まで直接住民を運ぶようになっていたのですが、 公共交通と乗り換えるという条件を追加することで、先輩の研究とどんな違いが出てくるのかというのを分析しました。

Q3.研究はどのように進めていくのですか?

 卒論の話でいうと、まず自分の研究テーマについて関連する研究を調べて、どこまで研究テーマについて明らかになっているか、 自分のやろうとしていることと被っていないかを把握しました。 次に、自分の研究テーマに沿うように、シミュレーションモデルを構築していきます。 これは、難しいように思うかもしれませんが、過去の研究を参考にしたり、 先生方や研究室の先輩からアドバイスを受けながら進めていくので心配はいりません。 そして、構築したシミュレーションモデルを条件を変えながら実行し、分析します。 自分の思っていた結果とならないこともありますが、卒論であれば、それも一つの結果として書けると思います。

Q4.研究において苦労する点はどんなことですか?また楽しい点は?

 自分の研究テーマになるようにプログラムコードを書き換えないといけないのですが、そのデバックが一番大変でした。 ただ、完成したコードを実行して面白い結果が出れば、楽しいとは思います。

Q5.研究以外の時間の使い方について(バイト・サークル活動など)教えてください。

 研究以外では、自分の趣味やバイトなどに時間を使っています。論文執筆の追い込みの時期でなければ、ある程度自由に時間を使えると思います。

Q6.配属を希望する学生に一言お願いします。

 都市計画や公共交通に興味がある人をお待ちしております。